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南アルプスを源に悠々と静岡県を縦断して流れる大井川の両岸に川根三町はあり、奥大井県立自然公園への入口にあたり、わが国でも最も古くからお茶を作ってきた地方の一つ、中川根町に道の駅「フォーレなかかわね茶茗館」はあります。
静岡は、お茶処だから雨が似合う?ということはないが、絹糸のような雨が降り続く一日。ひたすら山へ向って走ると、道路より低い敷地にこの道の駅はあった。
雨の日の午後だから人がいないのかな?と建物の中を覗いていると、中から係の女性が出てきて「今日は定休日なんですが」とおっしゃる。しかし、「せっかく遠方からいらっしゃったんですから、電気をつけますから見学していって下さい」と、嬉しいお言葉。
一階は大井川テーブルというのに沿ってお茶の起源や伝来が紹介されており、階段を上り二階には時代を偲ばせる道具が展示されていた。
「お茶用の船ね〜」と感心していたら、さっきの女性が「茶室でお茶が飲めるんですが、どうでしょうか?」と誘って下さった。料金は一人¥300でお菓子付き。飲み方の作法を教わりながら上等な香りと深い味わいに心がふんわりとなるのを感じた。
お茶室の前庭は日本庭園で「水琴窟」があると言われ、番傘をさして近くまで行ってはみたのだが雨音のせいで聞こえなかったのが残念でしょうがない。
「次回はぜひ、晴天の日に訪ねたい」と笑顔の女性職員に深くお礼を言った。
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