鳥居と参拝
参道をたどり、鳥居をくぐれば、そこは別世界。境内には御神木といわれる木や、数々の大樹をはじめ、うっそうとした樹々に囲まれて「神さびた」とはこんな雰囲気を言うんだろう_と思う。日本の杜(もり)の素晴らしさは世界へ誇れると思う。
建物がある一帯は心が落ち着いて「気枯れ」た心が洗い浄められ、安らぎ、力が湧いていくのがわかる。
苔むした石垣や老樹を見上げながら、ゆったりと佇んでみると時間が過ぎていくのを忘れる。樹々を抜けていく風に、遠い昔の人々の声が聞こえるように思えるからふしぎだ。
神社の森は、もともと神聖な場所を意味するもので、神さまがお鎮まりになるのにふさわしいところだったのです。万葉集などでは「神社」と書いて「もり」と読みました。ごく自然の森が社殿とよく調和するのも神社の美しさです。お参りする人にとって、何となくくつろいだ、心のやすらぐ気持ちを覚えさせるのは、そのためなのです。
拝殿、本殿までの道のりが長いのは、私たちに自然の森の中に入っていくときの心の安らぎを感じさせ、心静かにお参り出来るようにと考えられているからなのです。
神社への参拝
神社へお参りすることは儀式です。神殿に向かって進む中での一つ一つの所作が儀式であり、参拝方法という事になります。それでは、その儀式について紹介することにしよう
1.鳥居の前
この鳥居をくぐれば神聖な場所となるので、言わばここからは神様の敷地に入るという事になるので、先ずここで『お邪魔します』という意味から一礼する。(二杯一礼しても良い)
注意=必ず正面の鳥居から参拝する事。
2.手水舎
鳥居をくぐると第2ポイントがやがて現れます。それが『洗心』『御手洗』『手水舎』と言うように現した水の湧き出た手を洗う場所です。この手の洗い方にも決まり事があるのだが、細かい事はその場に書かれているので、ここでは概略だけ。先ず前に立って一礼する・次に手は必ず左手から洗う・そして絶対に直接杓に口を付けてはいけません。
注意=この儀式は本来、禊を執り行う事が簡略化したものなので十分注意する事
3.拝殿の前にて
拝殿前に着くと、いよいよお参りとなり、願い事の実現を神様に托すのですが、鈴か・賽銭か・どちらが先なのか?で悩む場所です。先ず1礼そして賽銭、その次が鈴・・・そして、2礼2拍1礼(2回礼をして、2回手をたたき祈願して、最後にもう一度礼をする)の順で執り行い、終われば直ちに拝殿前から立ち去る。
注意=鈴は神様に自分の存在を知ってもらう為の手段?インターホーンの様なものなのかな?。
4.最後の締めくくり
これで参拝も無事終わったのだが、ここで気を抜いてはいけない。大声で話したり笑ったりしてはいけないし、また参道の出店での立ち食いも良くない。
この参拝の最後の締めくくりは、最初、神社に訪れた時、1礼した鳥居の前で神殿の方に向かって立ち最後の1礼をする事です。これで全て完了しました。後は自由です。
鳥居(とりい)は昔から神社の門の一種として用いられ、神聖なご神域を表示するものです。私たちは鳥居をくぐるとき、心静かに、神さまへのご挨拶の意味で、会釈をしてくぐることが大切です。
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