|
発売されたのは世の中のモデム接続スピードが14.4kbpsから28.8kbpsへと移行している最中で、出版されているコンピューターの本だけに限らず、様々なメディアでインターネットの話題があふれていた。
Macintosh Performa
6310は、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、サポートまですべてを一体にして提供するワンボックスソリューションという製品コンセプトで家庭用パソコン市場にシリーズとして発表された機種でした。
Macintosh
Performa 6310の当時について
当時、ハードディスクは標準の1.2GBだったが、後から2GB、10GBとアップさせており、メモリーは購入当初から64MBと最大容量を搭載した。
使えそうなソフトが結構たくさん付属しており、PowerBookに使われてきたバス直結型ではなく、ひと足早く一体型の5320に標準装備されたモデムと同様、モデム・ポートにつながれたFax/Modemが標準で内蔵されていたり、湾曲が大きいせいかあまり人気はなかったようだが、Performa
6310だけに14インチマルチスキャンディスプレイが付いていましたのでインターネット接続など、後から楽できるかな、と決めた機種でもあった。
Performa 6310はPerforma
6210のコストパフォーマンスを高めた後継機である。
75MHzのPowerPC 603だったCPUを100MHzのPowerPC
603eに代えて、高速化した。処理性能は同一仕様のマザーボードを使うPerforma
5320と同等。つまり6210に比べ、30〜40%の処理速度向上が見込めた。
最初から付いていたソフト類をインストールしただけだったが、結構使いごたえがあった。このマシンもあまり手を煩わせることがなかったのですが、一部にロジックボードがリペアの対象になっているものがあって、対象のマシンは交換が必要だったようです。インターネット上やMacOS
8などに入っている「5xxx/6xxxtester」で調べることができますが、この事が分かった時にはちょっとドキドキハラハラされてくれた道連れです。
|
項目
|
データ
|
|
Mac及び互換機
|
Macintosh Performa 6310
|
|
メーカー/形態
|
アップルコンピュータ/デスクトップ+モニター
|
|
CPUおよび動作周波数
|
PowerPC 603,100MHz(256KB2次キャッシュ)
|
|
FPU
|
機能をCPUに内蔵
|
|
メイン・メモリー(標準〜最大)
|
16MB〜64MB
|
|
メモリー・モジュールのピン数および速度
|
72ピン,80ns
|
|
3.5インチFDD
|
1.44MB(800KB)×1
|
|
HDD
|
10GB(IDE)
|
|
CD-ROMドライブ
|
標準装備(4倍速)
|
|
内蔵CRTまたは液晶パネル
|
14インチ・マルチスキャン・ディスプレイ
|
|
表示機能
|
640×480ドット/3万2768色,800×600ドット/256色,832×624ドット/256色
|
|
Ethernetポート
|
−(LCPDSカードにて対応)
|
|
拡張スロット
|
ビデオ,TVチューナー,通信,モニタ出力,LCIII
PDS
|
|
外形寸法(幅×奥行き×高さ)
|
109.5×320×419.5mm(本体),405×452×424mm(モニター)
|
|
重量
|
8.6kg(本体),14kg(モニター)
|
|
消費電力ORバッテリー駆動時間
|
|
|
出荷時期
|
Feb.96
|
|
発売時の価格
|
オープンプライス
|
|
コメント
|
付属ソフトウェア多数,フリー・ダイヤルのサポート。28.8kbps内蔵ファクス・モデム
|
付属ソフト
|
項目
|
項目
|
|
クラリスワークス
|
Magic Hat 100 Jr.
|
|
キッドピクス&コンパニオン
|
Thinkin' Things
|
|
The Rosetta Stone
|
3Dアトラス
|
|
けろけろけろっぴと折り紙の旅人
|
AI将棋
|
|
Spin Doctor
|
Myst
|
|
コーパス毛筆書体集
|
Internet Connect PPP
|
|
Netscape Navigator
|
テレサーチ104
|
|
At Ease 3.0
|
宛名職人
|
|
フリーアートお試し版
|
Sentius EB Player
|
|
三省堂パフォーマ辞典
|
コリャ英和!
|
|
お日さまのおくりもの
|
乗換案内
|
|
Uncle Sunday
|
はじめてのパフォーマ
|
|
らくらくクラリスワークス教室
|
|
Macintosh Performa 6310 礼讃
Performa 6310は、Performa
6210のコストパフォーマンスを高めた後継機として、1996年2月に発売されました。
メインメモリーは標準搭載容量、最大搭載容量とも同じだが、内蔵IDE方式ハードディスクは、800MBから1.2GBに大容量化した。この辺りは一体型Performa
5320と同5220の関係に似ている。
当時、Performa
6210の価格が急激に下がっていたので、Performa
6310の店頭価格も安くなる傾向にあった。
モデムは、モデムポートに繋がれるようになり、このため、本体背面のシリアルポートはプリンターポートひとつだけになった。ただ、Performa
5320の内蔵モデムが14.4kbpsなのに対して、Performa
6310では28.8kbpsと高速になった。インターネット接続業者や大手パソコン通信サービスが首都圏を中心に28.8kbpsサービスを繰り広げているのに対応した処置だったようである。
半面、Performa
5320標準のチューナー付きビデオ入出力カードは装着されてこず、別売となったが、このカードに付属しているリモコンでPerforma
6310の電源の入り切り、音楽CDの音量調節からイジェクトまでコントロールできます。また付属のディスプレイも、これまで600シリーズ、6000シリーズに付属していた15インチから14インチに縮小された。だが、最大832×642ドット(通称17インチ)表示できるマルチスキャン型であることに変わりはない。本体下部両側にステレオ・スピーカーを内蔵するのが新しい。Apple
AudioVision 14
Displayの事実上の後継ディスプレイだが別売りの予定はなかった。
バンドルソフトもPerforma
6210に比べると大幅に増やされ、Performa
5320並に拡充され、当時は定番と言われていたWWWブラウザーのNetscape
Navigatorも含まれていました。
|